「advice」と「advise」、見た目がそっくりで、どちらを書くべきか迷いませんか。
結論から言うと、違いは品詞です。adviceは名詞、adviseは動詞なので、文の中での役割がはっきり異なります。
この違いを先に押さえるだけで、スペルミスや不自然な英文はかなり減ります。
この記事では、意味・発音・使い分け・例文・覚え方まで順番に整理するので、読み終えるころにはどちらを使うか自分で判断しやすくなるはず。
まずは、「advice」と「advise」の根本的な違いから見ていきましょう。
「advice」と「advise」の根本的な意味と定義の違い

メールを書いていて「I need your advise」と打ってしまい、あとで見返して手が止まること、ありますよね。
この2語は見た目がとても似ていますが、最初に押さえるべき違いは1つだけです。
「advice」は名詞、「advise」は動詞。
まずここが整理できると、スペルの迷いも文の作り方も一気に楽になります。
「advice」は「忠告・アドバイス」を表す名詞
「advice」は、人からもらう助言そのものを指す言葉です。
日本語の「アドバイス」に引っ張られると感覚で使えてしまいそうですが、英語では「物」や「内容」として扱う名詞だと思うとわかりやすいです。
たとえば「よい助言でした」「彼の助言が必要です」のように、文の中では主語や目的語の位置に入りやすくなります。
短く言うなら、「何をくれたのか」に当たるのが「advice」です。
例文で見ると、形がつかみやすくなります。
- I need your advice.(あなたの助言が必要です)
- His advice was helpful.(彼の助言は役に立ちました)
- She gave me some advice.(彼女は私に助言をくれました)
英語学習では、動詞より先に名詞を覚えたほうが混乱しにくいことがあります。
「advice=助言という中身」と置いておくと、そのあとに出てくる動詞との区別が自然につきやすいからです。
「advise」は「忠告する・アドバイスする」を表す動詞
一方の「advise」は、助言を与える動作を表します。
つまり、「助言という内容」ではなく、「助言する」という行為のほうです。
この違いがわかると、「I advise you to wait.」は正しいけれど、「I advice you」は不自然だと判断できます。
動詞なので、文の中心に置かれて「誰が、誰に、どう勧めるか」を表します。
たとえば次のような使い方です。
- I advise you to check it again.(もう一度確認するよう勧めます)
- They advised me on the problem.(彼らはその問題について私に助言しました)
- Our teacher advised us not to rush.(先生は私たちに急がないよう助言しました)
少し堅さのある語なので、学校英語や仕事の文でよく見かけます。
会話でも使えますが、まずは「動作を表す語」として見分けられれば十分です。
品詞が違うことで英文の中での役割が変わる
この2語の違いは、意味の差というより文のどこに置けるかの差だと考えると、かなり整理しやすくなります。
名詞の「advice」は、主語・補語・目的語になれます。
動詞の「advise」は、述語として使われ、あとに目的語や不定詞が続きます。
並べて見ると一目でわかります。
| 単語 | 品詞 | 意味 | 文中の役割 |
|---|---|---|---|
| advice | 名詞 | 助言、忠告 | 主語・目的語・補語 |
| advise | 動詞 | 助言する、忠告する | 述語動詞 |
たとえば「That was good advice.」では、「advice」は「よいものは何か」を表す補語です。
反対に「I advise him to wait.」では、「advise」が動詞として文を動かしています。
見分けるときは、意味を訳す前に、その場所に名詞を置きたいのか、動詞を置きたいのかを先に見るのがおすすめです。
英作文で迷ったら、前後を日本語に直すより、「そこは“もの”の位置か、“する”の位置か」と考えたほうが速い場面が多いです。
実際、スペルを間違える人の多くは単語の意味を知らないのではなく、文中の役割を見ないまま打ってしまっています。
「助言そのもの」なら advice、「助言する動作」なら advise。
まずこの線引きだけ覚えておけば、次にスペルや発音を学ぶときもぶれません。
スペルと発音で見分ける!2つの単語の具体的な違いと背景
この2語は意味を知っていても、書く場面になると手が止まりやすいですよね。
とくにメールやチャットでは、打った瞬間に「cだったかな、sだったかな」と迷いがちです。
ここでは見分ける軸を「スペル」と「発音」にしぼって、ぱっと判断できる形で整理します。
末尾の文字が「c」か「s」かで品詞が決まる
いちばん大事なのは、advice は名詞、advise は動詞という対応を、末尾の1文字で見分けることです。
advice は c で終わるので「助言・忠告」という物や内容そのものを指し、advise は s で終わるので「助言する」という動作を表します。
迷ったら、文の中でその単語が「する」と訳せるかを見てください。
「彼は私に助言した」なら動作なので advise、「彼の助言は役に立った」なら内容なので advice。これだけでかなり減点を防げます。
| 単語 | 品詞 | 意味 | 文の中での役割 |
|---|---|---|---|
| advice | 名詞 | 助言、忠告 | 主語・目的語・補語になる |
| advise | 動詞 | 助言する、忠告する | 述語動詞になる |
たとえば Thank you for your advice. なら「あなたの助言をありがとう」で、advice は前置詞の後ろに置かれる名詞です。
一方で I advise you to wait. は「待ったほうがいいと助言する」で、advise が文の中心になる動詞です。
英作文で詰まったときは、まず日本語で「名詞なのか、動詞なのか」を決めてから打つと、かなり落ち着いて選べます。
発音は「ス」と「ズ」で濁り方が異なる
耳から覚えたいなら、発音の違いもかなり頼れます。
advice の最後は 「ス」 に近い音、advise の最後は 「ズ」 に近い音です。
文字では1字違いでも、声に出すと意外とはっきり分かれます。
カタカナで完全には再現できませんが、目安としては advice が「アドヴァイス」、advise が「アドヴァイズ」に近い感覚です。
ここで役立つのが、c は濁らず、s は濁るとセットで覚える方法です。
読むときに口の中で最後を軽く止めるのが advice、少し振動させるのが advise。音の違いを体で覚えるほうが、スペル暗記だけより残りやすいんです。
英語学習では、見た目だけで覚えると writing で混ざりやすく、音だけで覚えると reading で抜けやすいことがあります。
なので、「c=ス=名詞」「s=ズ=動詞」のように、文字・音・品詞を3点で結んでおくのが手堅いです。
スペルは合っていても、発音が逆だと会話で通じにくくなることがあるので、書き分けだけでなく口でも一度確認しておくと安心ですよ。
「device」と「devise」など他の単語にも共通するルール
この見分け方は、advice と advise だけの特別ルールではありません。
英語には、名詞が -ce、動詞が -se になる組み合わせがいくつかあります。
代表例が device と devise です。
| 名詞 | 意味 | 動詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
| advice | 助言 | advise | 助言する |
| device | 装置、機器 | devise | 考案する |
| practice | 練習、慣習 | practise | 練習する |
ただし、ここは少し注意が必要です。
practice と practise はイギリス英語で見られる対比で、アメリカ英語では動詞でも practice と書くのが一般的です。
つまり、「-ce は名詞、-se は動詞」は覚えやすい目安ではあるけれど、すべての単語に機械的に当てはまるわけではないんです。
そのため、まずは advice と advise を確実に押さえ、その次に device と devise に広げる順番がおすすめです。
僕なら英単語帳より、実際のメール文で1日3回見る単語から固めます。頻度が高い語から覚えるほうが、定着が早いからです。
覚え方としては、「-ce は名詞になりやすい」「-se は動詞になりやすい」くらいに受け止めておくと無理がありません。
まず c か s を見る、次に「ス」か「ズ」かを確認する。この二段階で考えると、advice と advise の取り違えはかなり防げます。
実践で迷わない!具体的な例文で見る使い方と文法的な注意点
この2語は意味の距離が近いぶん、文の中に入れた瞬間に混乱しやすいところがありますよね。
見分けるコツは、意味から考えるよりも「文のどこに置く語か」で判断することです。
ここでは、実際によく使う形にしぼって、間違えやすいポイントごとに整理していきます。
名詞の「advice」を使った定番フレーズと不可算名詞のルール
advice は名詞なので、「助言そのもの」を表します。
文の中では、主語や目的語、前置詞の後ろに置かれることが多いです。
まず大事なのが、advice は不可算名詞で、ふつう an advice や advices にはしませんという点。
ここでつまずく人はかなり多いです。
日本語の「アドバイス」は1つ、2つと数えたくなるのですが、英語では水や情報に近い感覚で扱われます。
| 表現 | 可否 | 意味 |
|---|---|---|
| some advice | 〇 | いくつかの助言 |
| a piece of advice | 〇 | 1つの助言 |
| an advice | × | 不自然 |
| advices | × | 通常は使わない |
よく使う言い回しは、形ごと覚えると早いです。
- I need some advice.
- Thank you for your advice.
- He gave me useful advice.
- Let me give you a piece of advice.
特に give 人 advice は会話でもメールでも出番が多めです。
なお、advice の前には useful、helpful、good などの形容詞を置きやすい一方で、冠詞の a / an はそのまま付けません。
英作文で迷ったら、「その語は数えているのか」を一度止まって確認すると、誤用がかなり減ります。
動詞の「advise」を使った定番フレーズと後ろに続く形
advise は動詞です。
「助言する」「勧める」という動きがあるので、文の述語として使います。
この語は後ろに続く形で迷いやすいのですが、よく出るのは次の3パターンです。
| 形 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| advise + 人 | I advised him. | 彼に助言した |
| advise + 人 + to do | I advised him to wait. | 待つよう助言した |
| advise + 動名詞 | I advise waiting. | 待つことを勧める |
ビジネス寄りの英文では、I advise you to… の形がかなり使いやすいです。
たとえば、I advise you to check the contract again. なら「契約書をもう一度確認することをおすすめします」という意味になります。
一方で、I advise to check the contract again. のように、人を置かずに不定詞だけ続ける形は不自然になりやすいので注意したいところ。
その場合は I advise checking the contract again. とするほうが自然です。
この差は小さく見えますが、メールで1回でも誤ると、文全体が急に学習途中っぽく見えてしまいます。
過去形は advised、名詞形ではなく動詞なので、have advised、was advised のように時制でも普通に変化します。
「アドバイスを1つください」と言うときの正しい表現方法
ここは実用度が高い部分です。
「アドバイスを1つください」をそのまま英語にしようとして、Please give me an advice. と書いてしまう人が本当に多いんですけど、これは避けたい表現です。
正しくは、a piece of advice を使います。
- Please give me a piece of advice.
- Could you give me some advice?
- I’d like to ask for your advice.
1つにしぼるなら a piece of advice、量をぼかすなら some advice が自然です。
相手にやわらかく聞くなら、Could you give me some advice? のほうが会話ではなじみます。
少しかしこまった場面なら、I’d like to ask for your advice. も使いやすい形です。
逆に、短く言おうとして Advice, please. のようにしてしまうと、場面によってはぶっきらぼうに聞こえることがあります。
迷ったときは、次の順番で考えると失敗しにくいです。
- 助言そのものなら advice を使う
- 数えるなら piece を足す
- 相手にしてほしい動作なら give や offer などの動詞を置く
つまり、「1つの助言がほしい」の中心は advice で、その前に piece を置いて数えられる形に変える、という考え方です。
この形まで手になじむと、advice と advise の書き分けで止まる時間がかなり減ります。
ビジネスと日常会話で役立つ!相手に合わせた使い分けと選び方のコツ

「advice」と「advise」の違いが頭ではわかっていても、実際の会話やメールになると手が止まりやすいですよね。
迷いを減らす近道は、文法から考えるより先に「この場面は少しかしこまっているか、くだけているか」で選ぶことです。
この見出しでは、仕事の場面と普段の会話での温度差にしぼって、どんな言い方が自然かを整理します。
ビジネスシーンや目上の人に対して使う場合のニュアンス
仕事の場面では、動詞の「advise」は日常会話よりも出番があります。
というのも、この語には「助言する」だけでなく、少し公的で、責任を持って伝える響きがあるからです。
上司、取引先、顧客のように立場がはっきりしている相手とのやり取りでは、「suggest」よりも硬く、「tell」よりも角が立ちにくい表現として使いやすいことがあります。
たとえばメールなら、I would advise waiting until Friday. は「金曜まで待つことをおすすめします」という落ち着いた言い方です。
一方で、相手に助言を求めるなら Could you give me some advice? のほうが自然な場面も多めです。
「Could you advise me?」でも文法上は正しいのですが、少し職務的で、相談というより判断を仰ぐ感じが強く出ます。
この差は、社内のやり取りで体感しやすいところです。
たとえば先輩に資料の見せ方を聞くなら「advice」のほうが柔らかく、法務や会計の担当者に対応方針を聞くなら「advise」がしっくりきます。
| 場面 | 自然な表現 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 上司に相談する | Could you give me some advice? | やわらかく助言を求める |
| 取引先へ提案する | We advise reviewing the schedule. | やや正式で業務的 |
| 顧客への案内 | We strongly advise early booking. | 注意喚起を含む丁寧な勧め方 |
目上の人に対して、自分から「I advise you …」と言い切ると強く聞こえることがあります。
対等な助言のつもりでも、場面によっては「指示している」印象になりやすいので、提案なら「I would suggest …」や「You may want to …」に逃がすほうが安全です。
友達や同僚とのカジュアルな日常会話で使う場合のニュアンス
普段の会話では、「advise」より「advice」を使った言い回しのほうが耳になじみます。
理由はシンプルで、友達どうしの会話では「助言する」という動作をきっちり表すより、「ちょっと意見ちょうだい」「おすすめある?」くらいの軽さが好まれるからです。
たとえば恋愛、転職、旅行先の相談なら、Can you give me some advice? や I need your advice. が自然です。
「Can you advise me?」でも通じますが、少し会議っぽい響きが残ります。
同僚との雑談でも似ています。
「この書き方どう思う?」なら advice を使う形が柔らかく、空気を固くしません。
逆に、同僚でも専門担当として意見を求められているなら「advise」が合う場合があります。
つまり、カジュアルかどうかは相手との距離だけでなく、その会話で自分が“相談相手”なのか“担当者”なのかでも変わります。
- 友達との相談:give advice / need advice
- 同僚との軽い相談:Do you have any advice?
- 担当者としての助言:I’d advise checking with the team first.
この切り分けを持っておくと、単語選びで変に背伸びしなくて済みます。
相手にアドバイスを求めるとき・与えるときの適切な表現
迷ったら、「求めるときは advice の形、与えるときは場面しだいで advise も使う」と覚えると失敗しにくいです。
助言を求める表現は、相手に圧をかけない言い方が中心になります。
英語では、質問の形をやわらかくするだけで印象がかなり変わります。
使いやすいのは次のあたりです。
- Could you give me some advice?
- Do you have any advice for me?
- I’d appreciate your advice.
助言を与えるときは、相手との関係と内容の重さで選びます。
軽いおすすめなら「suggest」、経験からの助言なら「give advice」、少し正式に伝えるなら「advise」が自然です。
たとえば、友達に転職活動の話をするなら My advice is to update your resume first. くらいがちょうどいいです。
一方、社内で注意喚起するなら I advise checking the numbers again. のほうが締まります。
避けたいのは、親しくない相手に強い断定で advice や advise を投げることです。
「You should …」や「I advise you to …」は、内容が正しくても少し上から聞こえる場合があります。
そんなときは、
- You might want to …
- It may be better to …
- If I were you, I’d …
のように、余白のある言い方へずらすと会話がなめらかです。
単語の違いを覚えるだけなら数分ですが、場面に合わせて角度を調整できると、英語の印象はぐっと自然になります。
とくにメールや会議では、「正しい単語か」より「その言い方で相手が受け取りやすいか」を最後に見ると、失敗がかなり減ります。
書き分けに自信がつく!スペルミスや誤用を防ぐための覚えるコツ
「意味はわかるのに、書く瞬間だけ迷う」なら、覚えるべきなのは難しい文法より品詞とつづりを一瞬で結びつける合図です。
adviceとadviseは見た目がかなり近いので、頭の中でなんとなく覚えているだけだと、メール本文や英作文で手が止まりやすいんですよね。
ここでは、ぱっと見で判定する覚え方と、送信前に数秒でできる確認方法にしぼって整理します。
「名詞のcは頭文字のC(Noun/名詞)」と関連付けて覚える
まず先に覚えたいのは、adviceは名詞、そして語尾は-ceだという組み合わせです。
この2つを別々に暗記すると混ざりやすいので、「名詞のかたまり」として一緒に覚えるほうが残りやすいでしょう。
おすすめは、advice=“もらうもの”と結びつける方法です。
忠告や助言は、英文の中では「ひとつの内容」として置かれることが多く、主語や目的語の位置に入りやすいので、名詞だと判断しやすくなります。
たとえば、次のような形です。
| 表現 | 役割 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| I need advice. | adviceは目的語 | 「何が必要か」の中身なので名詞 |
| His advice was helpful. | adviceは主語 | 文の中心に置かれているので名詞 |
| She gave me some advice. | adviceは目的語 | giveのあとに置かれる「もの」なので名詞 |
見分けるコツはシンプルで、「その単語の前にsomeやhisが置けるか」を見ることです。
some advice、his adviceは自然ですが、some advise、his adviseは不自然です。
この確認はかなり効きます。英語を書き慣れている人でも、急いでいるときほどこの手の小さな確認が抜けるからです。
「動詞のsはSubject(主語)の隣」と関連付けて覚える
adviseは「助言する」という動詞なので、文の中では主語のすぐ近くに来やすい単語です。
そこで、advise=主語の隣に置かれやすい動詞と覚えると、名詞のadviceと切り分けやすくなります。
たとえば I advise you. のように、主語のIのあとにそのまま置けます。
一方で I advice you. は誤りです。ここは「私は助言する」と動きを言いたい場面なので、名詞ではなく動詞が必要になります。
よくある形を並べると、判断がもっと速くなります。
- advise + 人
- advise + 人 + to do
- advise + 動名詞
例文で見ると、She advised me to wait.、I advise checking the details first. のような形です。
書くときは、「この位置は動作を入れる場所かな」と見るだけでも十分です。
実際、迷いがちな人の多くは意味ではなく位置で混乱しています。文の前半に主語があって、そのすぐあとに来るならadviseの可能性が高い、と考えるとかなり整理しやすくなります。
メール送信前にセルフチェックできる3つのポイント
最後は、実際に書いた文を崩さず確認できる3つの見直しです。
英語メールは読み返しを30秒入れるだけで、見た目の信頼感がかなり変わります。
- 前に冠詞や所有語があるなら、まず名詞を疑う
an / the / my / your / his / some のあとに来るなら、adviceかどうかを確認します。an advice は不自然なので、この形が見えたら止まってください。 - 主語の直後で「〜する」と言いたいなら、動詞を疑う
I advise, We advise, She advised のように、主語のあとに置いて自然かを見ます。主語の直後なのにadviceになっていたら修正候補です。 - 日本語で「アドバイス」と言いたくても、そのまま名詞とは限らないと考える
「助言をください」なら advice、「助言します」なら advise です。日本語の同じ一語に引っぱられると、ここで混ざりやすいです。
迷ったら、文を短く言い換えるのも手です。
たとえば Please advice me. と書いてしまったら、Please give me some advice. か Please advise me. のどちらを言いたいのかを決めれば、正しい形に戻せます。
この切り分けに慣れると、スペル暗記だけに頼らずに済みます。
最後に1つだけ、本当に見落としやすい点を置いておきます。「前に何があるか」「その単語が何をしているか」の2点を見れば、かなりの確率で書き分けられます。
つづりを丸ごと覚えるより、文の中の位置で判断するほうが実戦向きです。メールでも英作文でも、この見方がいちばんぶれにくいはずです。
adviceとadviseの違いまとめ
adviceは「助言・忠告」を表す名詞、adviseは「助言する・忠告する」を表す動詞で、この品詞の違いを押さえるだけで使い分けはかなり整理できます。
見分けるコツは、つづりのcとs、そして発音の「ス」と「ズ」です。adviceは不可算名詞なので、an adviceやadvicesは不自然になり、「1つの助言」はa piece of adviceと表します。
文の中で名詞がほしいのか、動詞がほしいのかを先に考えると、書き分けの迷いはぐっと減るはず。メールでも会話でも、まずは短い例文を3つほど自分で作って、声に出して確認してみてください。
英語の似た単語は、意味より先につづりで迷って手が止まりがちですよね。でも、今回のように「名詞か、動詞か」を先に決める習慣がつくと、書く速さも正確さも少しずつ安定してきます。次に英文を書くときは、adviceなら「受け取る言葉」、adviseなら「動きを表す言葉」と意識して一文だけでも使ってみてください。小さく試すほど、ちゃんと身につきます。

