suggestとrecommend、どちらも「勧める」で習うので、使い分けに迷いやすいですよね。
結論から言うと、違いは提案の強さと後ろに続く文法にあり、そこを押さえると判断しやすくなります。
この記事では、意味のニュアンスから場面別の言い方、英文で間違えやすい形まで整理してわかります。
suggest + 人 + to do は不自然などの注意点や、that節で動詞が原形になる形も例文つきで確認していきましょう。
まずは、同じ「提案する」でも何がどう違うのか、その感覚から見ていきます。
「提案する」はどう変わる?suggestとrecommendの根本的なニュアンスの違い

この2語は辞書だとどちらも「勧める」「提案する」と出てくるので、最初は同じに見えますよね。
でも、会話の温度が少し違います。
迷ったときは、suggestは選択肢をそっと出す言い方、recommendは自分が良いと判断してはっきり勧める言い方と考えると、かなり整理しやすくなります。
英語では、この「どれくらい強く相手に勧めているか」が伝わりやすいので、意味だけでなく距離感まで意識すると自然になります。
| 語 | 基本の気持ち | 強さ | よく合う場面 |
|---|---|---|---|
| suggest | ひとつの案として出す | 控えめ | 相談、会議、雑談 |
| recommend | 良いと判断して勧める | やや強め | おすすめ紹介、接客、レビュー |
この差を先に頭に入れておくと、あとで文法を覚えるときも混乱しにくいです。
アイデアを差し出すカジュアルなsuggest
suggestは、「こうしてみたらどう?」と案を置く感覚に近い単語です。
相手に決定をゆだねる余白があり、言い方もやわらかいので、押しつけがましく聞こえにくいんです。
たとえば、友人に予定を相談されて I suggest going on Saturday. と言うと、「土曜日に行くのはどうかな」という響きになります。
ここで大事なのは、話し手がその案を良いと思っていても、「これが最善だ」と強く押しているわけではないこと。
会議でも同じで、I suggest a different approach. なら、「別の案もありますよ」と場に出す感じです。
この語が便利なのは、反対意見になりそうな場面でも角が立ちにくいところでしょう。
たとえば相手の案を真っ向から否定せず、代案を差し出したいときに向いています。
英語学習でよくあるのが、「勧める」だから全部recommendでいいと思ってしまうことですが、実際はsuggestのほうが出番はかなり多いです。
特に、まだ情報がそろっていない段階や、相手の好みが分からない段階では、強く断定しないsuggestのほうが自然に収まりやすいんですね。
迷ったら「私は案を出しているだけか、それとも良いと判断して勧めているのか」と自分に聞くと、選びやすくなります。
自信を持って太鼓判を押すrecommend
recommendは、話し手が「これは良い」とある程度判断したうえで勧める言い方です。
だから、suggestよりも責任感が少し乗ります。
たとえばレストランで I recommend the pasta. と言えば、「そのパスタ、おいしいから頼む価値あるよ」という気持ちまで入ります。
経験、知識、比較の結果が後ろにある言葉だと考えると分かりやすいはず。
お店の店員、旅行好きの友人、先生、先に使った人のレビューなど、「その人が勧める理由」を聞き手が期待しやすいのも特徴です。
なので、recommendを使うときは、ただ案を出すだけでなく、相手から「どうして?」と聞かれても答えられる場面が似合います。
たとえば I recommend this book for beginners. なら、「初心者でも読みやすい」「例文が多い」など、裏づけがある感じになります。
逆に、材料が少ないのにrecommendを使うと、少し言い切りが強く聞こえることがあります。
自信がまだないならsuggest、良さに根拠があるならrecommend。この線引きがいちばん実用的です。
個人差はありますが、英会話ではrecommendのほうが「おすすめ感」がはっきり出るので、店選びや本・映画の紹介ではとても使いやすいです。
一方で、上司や取引先に向けて断定を避けたい場面なら、まずsuggestのほうが無難なこともあります。
つまり違いは単なる和訳ではなく、相手との距離、言い切る強さ、根拠の有無にあります。
ここがつかめると、2語の使い分けはかなりすっきりします。
迷わずに使い分ける!ビジネスから日常会話までのシーン別フレーズ比較
会話で迷いやすいのは、単語の意味そのものよりも「この場面でどちらを言うと自然か」ですよね。
ここでは、日常会話・仕事・旅行の3場面にしぼって、軽く案を出すならsuggest、経験や判断を込めて勧めるならrecommendという感覚を、すぐ使える形に落とし込みます。
先に感覚だけつかむなら、相手に選択肢を置く言い方がsuggest、自分がある程度責任を持って「これがいい」と押す言い方がrecommend、と思うとかなり迷いにくくなります。
| 場面 | suggestが自然なとき | recommendが自然なとき |
|---|---|---|
| 友人との会話 | 案を気軽に出す | 自分のお気に入りを勧める |
| 仕事のやりとり | 検討案として提案する | より強く推奨する |
| 旅行の相談 | 候補を聞く・出す | 定番や自信のある場所を勧める |
日常会話で「これ、美味しいよ!」と勧める場合
友だちにお店や食べ物をすすめるなら、ふつうはrecommendのほうがしっくりきます。
理由はシンプルで、「自分が食べてよかった」「この店は当たりだった」という実感が入るからです。こういうときにsuggestを使うと、悪くはないものの、少し距離のある提案に聞こえることがあります。
たとえば、友人が「この近くで何か食べたい」と言った場面なら、I recommend the curry place near the station. はとても自然です。
「駅の近くのカレー屋さん、ほんとおいしかったよ」という温度が乗るからです。
一方で、I suggest the curry place near the station. だと、「候補としてその店はどう?」という響きが少し強くなります。
まだ自分が行ったことがない店を挙げるなら、むしろsuggestのほうが安全です。食べたことがないのにrecommendを使うと、英語ではやや言い切りが強く感じられることがあるためです。
- I recommend this café. The cheesecake is great.
- I’d suggest trying the lunch set first.
- If you like spicy food, I recommend this ramen shop.
私なら、味の感想まで言いたいときはrecommend、相手の好みがまだ読めないときはsuggestを選びます。この切り替えだけでも、かなり自然になります。
ビジネスメールで「〜をご検討ください」と提案する場合
仕事では、まずsuggestが使いやすいです。
相手に判断の余地を残しやすく、押しつけ感が出にくいからです。社外メールや、まだ方針が決まっていない段階では、この控えめさが助かります。
たとえば、案を1つ出すなら、I suggest revising the schedule. や I would suggest holding the meeting next Tuesday. が自然です。
どちらも「こうしてはどうでしょう」という柔らかい提案になります。
反対に、recommendは「その方法を推します」という重みが少し増します。数字や実績があり、自分の立場として明確に勧めたいときに向いています。
たとえば、費用や納期を踏まえて方針を示すなら、We recommend using the standard plan. のほうが合います。
メールで迷ったら、次の目安が便利です。
- 検討材料として出す:suggest
- 社として推奨する:recommend
- 相手が上位者で慎重に出す:suggest
- 専門的判断を添えて示す:recommend
「ご検討ください」を何でもrecommendで書くと、少し強く読まれることがあります。
とくに初回連絡や調整段階では、suggestのほうが角が立ちにくい場面が多めです。
英語の仕事メールは、内容以上に温度感の調整が大事です。文法が合っていても、言い方が1段強いだけで受け手の印象が変わるんですよね。
旅行先で「おすすめの観光地」を誰かに尋ねる場合
旅行で人におすすめを聞くなら、名詞ではrecommendation、動詞ではrecommendを軸に考えると自然です。
相手の経験から「よかった場所」を聞きたいことが多いので、recommendの相性がいいためです。
たとえば、ホテルのスタッフや現地の人に聞くなら、Can you recommend any places to visit? が定番です。
「行く価値のある場所を教えてください」という感じで、実用的で失礼もありません。
一方、suggestを使って Can you suggest some places to visit? と言うこともできます。
こちらは「候補をいくつか挙げてもらう」響きが少し強いです。広く案を募る感じなので、旅程がまだ白紙ならこちらも十分自然です。
使い分けを場面で見ると、こんな感じです。
- 地元の人の太鼓判を聞きたい:Can you recommend … ?
- 候補をいくつか知りたい:Can you suggest … ?
- 定番スポットを知りたい:What do you recommend?
- 自分の条件を添えて相談したい:Could you suggest a quiet place nearby?
「おすすめの観光地」を聞く場面では、まずrecommendを覚えておけば大きく外しません。
そのうえで、まだ条件がふわっとしていて、相手から選択肢を広く出してほしいならsuggest。そう考えると、会話の流れにすっと乗せやすくなります。
実はここが違う!英文を作る際の文法パターンと知っておくべき注意点
この2語は意味の違いより、まず文の作り方で迷いやすいです。
とくに英作文では、ニュアンスが合っていても語順を1か所まちがえるだけで不自然になりやすく、学校英語では減点、仕事の文では幼く見えることがあります。
先に押さえたいのは、suggestは「人+to do」を取りにくいこと、そしてrecommendは使える形が少し広いことです。
ここを整理しておくと、会話でもメールでもかなり安定して書けますよ。
suggestを使った正しい文法とよくある間違い
いちばん多いミスは、suggest + 人 + to do と書いてしまう形です。
たとえば「彼に早く寝るよう提案したい」と思って I suggested him to go to bed early. とすると、不自然です。
suggest は「案を出す」に近いので、相手をすぐ後ろに置いて不定詞を続ける形とは相性がよくありません。
自然に書くなら、次のどれかにすると安心です。
| 言いたいこと | 自然な形 | 注意点 |
|---|---|---|
| 早く寝たほうがいいと提案した | I suggested going to bed early. | 動名詞を使う形 |
| 彼にそう伝えた | I suggested that he go to bed early. | that節の動詞は原形 |
| 彼にその案を示した | I suggested to him that he go to bed early. | 人を入れるなら to him の形 |
つまり、suggest の後ろは「名詞」「動名詞」「that節」が基本です。
英作文で迷ったら、まず suggest doing か suggest that 主語 + 原形 に寄せると崩れにくいでしょう。
学習者が見落としやすいのは、suggest 自体に「思いつきを出す」軽さがあるぶん、文法まで軽く作ると崩れるところです。
実際、短文なら書けても、人物を入れた瞬間に形が乱れる人はかなり多いです。
recommendだけで使える便利な語順ルール
recommend は suggest よりも、後ろに置ける形が少し広いです。
この差があるので、相手に何かを勧める文では recommend のほうが組み立てやすい場面があります。
代表的なのは recommend + 人 + to do です。
たとえば「私は彼にこの本を読むよう勧めた」は、I recommended him to read this book. の形で作れます。
ただし、会話や実務では次の形もよく使われます。
- I recommend this restaurant.
- I recommend trying the lunch set.
- I recommend that you check the file again.
- I would recommend this method to beginners.
使い分けの目安はわりと単純です。
物や場所をすすめるなら「recommend + 名詞」、行動をすすめるなら「recommend + 動名詞」、相手にはっきり行動を促すなら「recommend + 人 + to do」または that節、こう覚えると実用的です。
なお、語感としては recommend 人 to do より recommend that 人 do や recommend doing のほうが、少し整った印象になることがあります。
メールや提出文書なら後者を選ぶと無難です。
that節を使うときの仮定法現在(動詞の原形)に注意
suggest でも recommend でも、that節を続けるときは動詞の形で止まりやすいです。
たとえば「彼はすぐ出発すべきだと提案した」は、She suggested that he leave at once. です。
ここで leaves や left にしないのがポイント。
recommend も同じで、I recommend that she take a taxi. のように、that節の中は原形になります。
これは仮定法現在と呼ばれる形で、「そうすることを提案する・勧める」という性質上、まだ事実として起きていない行動を述べるためです。
少しかたく感じるなら、should + 動詞の原形 にしても通じます。
たとえば I suggest that he should take a break. です。
ただ、現代の英文では should を省いて原形にする書き方がよく見られます。
迷ったときは次の3点だけ確認してください。
- that節の中の動詞は三単現にしない
- 過去の話でも that節の動詞は原形のままにする
- 自信がなければ doing の形に言い換える
英作文では、時制を過去に引っぱられて suggested that he went と書いてしまいがちです。
でも自然なのは suggested that he go です。
ここは見た目に違和感があるので、最初は手が止まりますよね。
それでも、suggest と recommend の that節は「原形」と決めてしまうと、文法の迷いがかなり減ります。
表現の幅をもっと広げる!関連する類義語proposeとadviseの役割

「提案する」「勧める」を英語で言いたいとき、suggestとrecommendだけで何とかしようとすると、少し窮屈に感じる場面があります。
会議で正式案を出すのか、相手の悩みに助言するのかで、選ぶ語はかなり変わるんです。
ここではproposeは“案を正式に出す語”、adviseは“知識や立場を踏まえて助言する語”として押さえると、使い分けが一気に楽になります。
まずは4語の立ち位置を、ひと目で整理しておきましょう。
| 語 | 中心ニュアンス | 向いている場面 | 強さの目安 |
|---|---|---|---|
| suggest | 案をそっと出す | 会話、軽い提案 | 控えめ |
| recommend | 良いと判断して勧める | おすすめ、選択の後押し | やや強い |
| propose | 正式な案として提示する | 会議、企画、契約、制度 | はっきり強い |
| advise | 相手に助言する | 仕事上の判断、生活上の相談 | 内容次第 |
英単語は意味だけで覚えるより、「その場で相手にどう聞こえるか」で仕分けると失敗しにくいものです。
私なら、会議資料やメールで語を選ぶときは、案そのものを出すのか、人に助言するのかを先に決めます。
公の場やビジネスで正式な提案をするpropose
proposeは、ただ思いつきを言うというより、検討に値する案として前に出すときにぴったりです。
そのため、会議、企画書、方針変更、契約条件の提示など、少し公的で重みのある場面でよく使われます。
suggestに置き換えると軽く聞こえやすく、recommendに置き換えると「何かを勧める」色が強くなり、提案そのものの提出という感じが薄れます。
たとえば新しい勤務制度を会議で出すなら、I suggest a new work style.でも通じますが、正式さを出すならI propose a new work policy.のほうが自然です。
相手に「案として受け取ってください」という空気が出るからです。
- We propose revising the schedule.:日程の見直しを提案します。
- I’d like to propose a new plan.:新しい案を提案したいです。
- The committee proposed changes to the rule.:委員会は規則変更を提案しました。
ビジネス英語で便利なのは、propose + 名詞、propose + 動名詞、propose that節の3つです。
特に会議では、We propose that the project begin in July.のような言い方がよくなじみます。
ひとつ注意したいのは、proposeは場面によってはかなり硬く聞こえること。
友人同士の「じゃあ映画でも行く?」ならsuggestで十分で、proposeを使うと少しよそよそしい印象になりがちです。
判断に迷ったら、議事録に残っても違和感がない内容かどうかを見ると選びやすいですよ。
専門的な立場からアドバイスをするadvise
adviseは、相手に選択肢を見せるというより、こうしたほうがいいと助言する語です。
先生、上司、店員、担当者のように、何らかの知識や立場を持つ人が使うとしっくりきます。
recommendと近く見えますが、recommendは「これがおすすめ」、adviseは「あなたはこうしたほうがいい」という違いがあります。
つまり、中心にあるのは物ではなく相手の行動です。
たとえばレストランで一皿を勧めるならI recommend the pasta.が自然です。
一方で、体調が悪い同僚に「今日は早く帰ったほうがいい」と言うならI advise you to go home early.のほうがぴたりとはまります。
| 言いたいこと | 自然な語 | 例文 |
|---|---|---|
| 商品・店・本をおすすめする | recommend | I recommend this hotel. |
| 相手の行動を助言する | advise | I advise you to wait. |
| 制度や案を正式に出す | propose | We propose a new rule. |
adviseの形は、advise 人 to do、advise doing、advise that節が基本です。
会話ではCan you advise me on this issue?のように「この件で助言をもらえますか」と頼む形もよく使います。
なお、adviseは“おすすめ品”を紹介する語としては少し不自然になることがあります。
I advise this cafe.と言うと、文法的に不可能ではなくても、耳にはかなり引っかかります。
その場合はI recommend this cafe.のほうがずっと自然です。
4語を並べて迷ったときの目安はシンプルです。
- 軽く案を出すならsuggest
- 良いものとして勧めるならrecommend
- 正式な案として出すならpropose
- 相手の行動に助言するならadvise
この線引きが頭に入ると、英文が急に作りやすくなります。
似た意味の語でも、相手に伝わる温度差はかなり違うので、場面に合った一語を選んでみてくださいね。
英語学習で気になる疑問を解消!suggestとrecommendのFAQ
この2語は意味の違いを理解したあとに、名詞形や質問のしかたでまた迷いやすいんです。
特にメールを書いているときや、英会話でとっさに聞きたいときは、細かい差より「今この場で自然かどうか」が気になりますよね。
ここでは、学習者が実際によく止まりやすい3つの疑問に絞って、すぐ使える形で整理します。
suggestとrecommendの名詞形はどう使い分けますか?
先に答えると、名詞形も動詞とほぼ同じで、suggestionは控えめな提案、recommendationは自信を持って勧める内容として使い分けると自然です。
違いが出るのは、話し手がどれだけ判断材料を持っているかです。
まだ案を出す段階ならsuggestionが合いますし、経験や評価を踏まえて「これがいいですよ」と言うならrecommendationのほうがしっくりきます。
| 語 | 基本のニュアンス | よくある場面 |
|---|---|---|
| suggestion | 案・提案・ひとつの選択肢 | 会議、相談、改善案 |
| recommendation | おすすめ・推奨・評価付きの勧め | 商品、店、書籍、人選 |
たとえば会議なら、I have a suggestion. は「ひとつ案があります」に近い響きです。
一方で、Do you have any recommendations for hotels? なら「ホテルのおすすめある?」が自然でしょう。
小さい判断基準ですが、相手が複数案から考えたい場面はsuggestion、外さない候補を知りたい場面はrecommendationと見ると迷いにくくなります。
英作文では「おすすめ=全部recommendation」と寄せたくなりますが、改善案や意見募集の文脈ではsuggestionのほうが英語らしい場面も多いです。
「recommendation」と「suggestion」はどちらがビジネスに適していますか?
一般的には、どちらもビジネスで使えます。
ただし、使いどころは少し違います。
suggestionは意見をやわらかく出したいとき、recommendationは判断付きで正式に勧めたいときに向いています。
たとえば上司や取引先に対して、断定を避けながら案を出すなら suggestion が便利です。
We would like to offer a suggestion regarding the schedule. なら、押しつけ感が弱く、調整の余地も残せます。
反対に、調査結果や比較検討を踏まえて提案書に書くなら recommendation のほうが合います。
Our recommendation is to postpone the launch until October. には、検討したうえでの結論がにじみます。
感覚としては、suggestionは会議の発言欄、recommendationは報告書の結論欄に置くと収まりがいいです。
ビジネスで迷ったときは、次の目安で選ぶと失敗しにくいですよ。
- 意見募集・改善案・たたき台 → suggestion
- 推奨案・採用候補・判断を伴う提案 → recommendation
- 接客や案内での「おすすめ」 → recommendation
なお、recommendationは少し重さがあるので、根拠が弱い場面で使うと言い切りが強く見えることがあります。
そのため、まだ材料がそろっていない初期段階では、suggestionのほうが安全です。
人にアドバイスをもらいたいときはどちらの動詞で聞くべきですか?
人に意見を求めるなら、日常会話では recommend を使うことが多いです。
とくに店、映画、本、観光地のように「おすすめ」を聞く場面では、recommend がかなり自然です。
Do you recommend any ramen shops near the station? なら、駅近くで良いラーメン店を知っているかを聞けます。
Would you recommend this laptop? もよく使う聞き方です。
一方の suggest は、「どうしたらいいと思う?」と案を求める感じに寄ります。
What do you suggest? は、相手に解決策や次の一手を考えてほしい場面に向いています。
たとえば仕事の進め方、旅行日程の組み方、トラブル対応など、選択肢を一緒に探したいときですね。
| 聞きたいこと | 自然な言い方 |
|---|---|
| おすすめを知りたい | What do you recommend? |
| 解決策や案がほしい | What do you suggest? |
| やわらかく助言を求めたい | Do you have any suggestions? |
会話で迷ったら、モノや場所のおすすめはrecommend、進め方の相談はsuggestで考えるとかなり整理できます。
ちなみに、相手に「アドバイスください」と丁寧に聞きたいときは、Do you have any suggestions? が便利です。
この形はやわらかく聞こえるので、職場でも使いやすい表現ですし、英会話でも角が立ちません。
逆に、レストランや映画の話なのに What do you suggest? と聞くと不自然ではないものの、「案を出して」という方向に少しずれることがあります。
この差は小さく見えて、会話では意外と印象が変わるところです。
suggestとrecommendの違いとスマートな使い分けまとめ
suggestは相手にそっと案を出す言い方、recommendは自分の知識や経験をもとに勧める言い方です。
ニュアンスの差に加えて、使える文法の形も確認しておくと、会話でもメールでも迷いにくくなります。
とくにsuggest + 人 + to do は不自然で、that節では動詞の原形に気をつけたいところ。
まずは今日から、軽い提案ならsuggest、しっかり勧めるならrecommendと意識して、短い例文を3つずつ声に出してみてください。場面ごとに使い分ける練習を重ねるほど、英語の伝わり方はぐっと自然になります。次に英語で何かを勧めるときこそ、覚えた違いをそのまま一文で試してみましょう。

